Reborn this way
- 2017.11.28 Tuesday
- 19:48
そんなわけでCB72レストア&カスタム整備の続きです。
ハーネスを引いてスパークプラグの点火を確認しようとしましたが、パチッと一発飛ぶだけでエンジン始動までには至らず。中古のコンデンサーがダメになっていると思われるので、リプロの新品をオーダーしての入荷待ちになりました。
ちなみにセルモーターは取り付けずに、スタート方式はキックスタートor押しがけのみです。セルモーターが取り付く部分にはカバーを被せました。
新品の520ノンシールチェーンも張りました。
街乗り用にサイドスタンドも取り付け。
マフラーに当たって最後まで折り畳めましぇん…。対策を考えます。
テールランプと天ぷらナンバーも装着♪
ちなみにウィンカーは取り付けません。男らしく手信号のみで走行します。
確か1970年以前に製造されたオートバイはウィンカーが無くてもOKだとか?何だったか?
手信号を出した出してないだのと揉め事が絶えないらしいですが…。
そんな感じでCB72レストア&カスタム整備もいよいよ佳境を迎えてきました。
内燃機屋さんに加工をお願いしていたシリンダー&シリンダーヘッドが綺麗に仕上がって戻ってきました。
シリンダーのボーリングとホーニング&面研、シリンダーヘッドのバルブガイド交換&シートカットと擦り合わせ、さらに面研を施しまして、ブランニューなエンジンパーツになりました。シリンダーはハイコンプの1.0mmオーバーサイズピストンに合わせて加工して貰いました。
それらの部品を車体から再び降ろした仮組み状態のエンジン腰上部分に組み込みます。
それにしても重たいエンジンです…。
ピストンリングコンプレッサーなどの特殊工具を持っていないので、先にピストンリングを手で縮めながらシリンダーにピストンを組み込みます。ピストンとピストンリングの向きに気をつけて、アッセンブリールーブを塗りつけて作業します。
ひっくり返してピストンピンをクランクシャフトに挿入します。
エンドリングをピストンに嵌めて、ピストンをシリンダー内に合わせます。
収まりました♪
ゆっくりとクランクを回して、ピストンがスムーズに上下するかを確認。とにかく年代物の部品なので、いつもより慎重に作業します。
シリンダーヘッドにバルブとバルブスプリングを組み込みます。バルブスプリングコンプレッサーでスプリングを押し付けて、コッターリングで確実に固定します。
バルブスプリングとチタンリテーナーはR&D製を使用します。
ゆっくりと慎重に作業するので、今日の作業はここまで。後はメガサイクル製のハイカムシャフトを組み込んで、バルブクリアランスとバルブタイミングをあわせます。バルブがハイコンプのピストンに当たらないかも確認しなければなりません。
そんな感じです。
CB72レーサー製作の続きです。
左右のステップバーを取り付け。自分で加工しなければ取り付け出来ないバックステップキットだったので、切ったり削ったり溶接したりしなければなりません。
オイルキャッチタンクやリアフェンダーを現物合わせで取り付け。
CRキャブレターを取り付けるためのインシュレーターフランジをアルミ板で製作します。
なかなか良い感じで出来ました。
後はインシュレーターフランジの内径に合わせて、吸気ポートを拡大加工します。
ヘッドライトは砲弾型。取り敢えずは街乗りも出来るレーサーを製作します。
街乗りに飽きたらサーキット走行専用の車両に変更します。
シャシーはほぼ完全したので、エンジンを仕上げて車体に載せたいですね。
そんな感じです。
フレームとタンク&シートの塗装が仕上がったので、車体を組み立てて行きます。
新品タイヤを履かせたリアホイール&新品のリアサスペンションを組み込みます。
フロントホイールも新品のタイヤに変更してから組み込み。ハンドルやフロントフェンダーも取り付けました。
タンクの色はこんな感じ。グロス強めでピカピカです。
全体のバランスをチェック。
フロントフォークの突き出し量はもっと多くて良いかもです。
タンクはエイプ用のアルミタンクを流用。シートはヤフオクで買った何だか解らない中古品を流用しました。
フロントフォークのインナーチューブはSR400用を流用しました。そのままだとCB72の車体には長すぎるので、上面をカットして全長を短くしてあります。
なんやかんやで形になってきました。後は補機類を取り付けたり、ハーネスを引いたりします。エンジンも仕上げなければです。
そんな感じで続く。
間違い探し。
カウンターシャフト側ギアの方向をひとつ間違えていました…。
4速クロスミッションを組み込みます。
CB72レーサー製作の続きです。
クランク室内の排気圧力を逃げやすくするために、クランク室とミッション室の間をカットしました。
中間ガイドローラーは純正のラバー製からベアリングの入った金属製に変更。
カムシャフトのベアリングを打ち込みました。
ロッカーアーム、IN&EXバルブ、オーバーサイズピストンなどの部品を研磨剤を使って磨きました。
残暑厳しい中での地道な作業が続きます。
クランクもリビルドされて綺麗になりました。コンロッドもピカピカです。
そんな感じで続く。